日本学術会議のアレ

めんどくさいからまとめとく。なにが問題なのか。

まず第一報はしんぶん赤旗。

任命権は首相にあるんでしょ? 拒否する権利もあるのでは?
はこのときすでに否定されている。法律に関しては、文面だけでなく、これまでどのように解釈されてきたかが重要。

2004年に改正したんでしょ、にはこれ。

そもそもなんで選挙じゃなくて学会が推薦するの? はこのツリーが大変勉強になる。

それで結局なにが悪いんだ、にはこれ。

まだまだたくさんあるんだけど、これらのツイートを伝っていくだけでもだいぶわかると思う。
早い話が最後のツイート。いまだ任命拒否の説明はなされていない。自民党の独裁に向かっているわけです。

トラックのブレーキを壊すみたいなもんです。よほどの運転技術がなければ即事故です。今の日本にそんなスーパーなドライバーはいないし、仮に一瞬いたとしても、その人でなければ事故になるトラックなんか廃車にすべきと思うのがふつうでしょう。
春の検察庁法改正への抗議もそうだったけど、どちらも、つまりそういうこと。

正直、日本学術会議という組織を、わたしも今回のことで初めて知った。でも問題点とともに説明がセットで回ってきた。信頼できる情報源は大事。
断っておくと、わたしはもともと社会科全般が苦手だ。しかしわたしの書きたいお話というのがどうしても現実社会とは切っても切れない。苦手だからこそ、勉強している。フォロー数増やしてTLがガチャガチャするのは苦手なのでアカウントを分けているが、勉強のために信頼できるアカウントさまをフォローしている。今回の件はそこから知った。

信頼できるアカウント、と簡単に言ったが、実際には見分けは難しいと思っている。会ったこともない相手だ。立場の違いから批判する人もいる。どう判断したらいい?
じっと見続けるしかない。一方的な付き合い。じっと観察する。ときにはわたしと異なる意見を述べることもあるだろう。でも信頼できる人というのは、ちゃんと筋が通っているから理解できる。逆に、普段は楽しいツイートばかりでも、意見を違えた他者を筋の通らない屁理屈で貶めていたら、どうだろう。それが積み重なれば信頼できなくなる。

じっと見続けて信頼したアカウントさまたちが、今回の問題、解説をRTしていた。

あのさあ、政権批判なんか面倒なこと、いちいちしたいわけないだろ。面倒くさいよ。ましてやほかにアカウント持ってるんだよわたし。だのになんでわざわざ二次創作アカウントで呟くかって、知ってほしいからと、意思表示だよ。
わたしはこの政策を支持しません。政権を批判します。
今回の件だって出所のわからない、疑わしい情報で政権を擁護している人がいる。それを信じて支持している人がいる。黙っていたらわたしもそう見えるかもしれない。それは本当にいやだ。前の記事でも触れた件もあって、正直気が抜けない。

怖いのはさ、これがエスカレートして、「内閣が推薦して首相が任命します」ってなったら、地獄だよね。100%内閣に都合のいい組織ができあがる。
ブレーキの壊れたトラックが日本中を縦横無尽だよ。

どんなに反対しても、国が法として決めたらわたしも従わなくてはいけない。
わたしには子どもがいないけど、きょうだいや友だち、知り合いにはいる。その子らが大人になったとき、戦争に送り出さなくてはならない‥‥なんてことにはしたくないんだ。