140字の連載小説

はい。
五月頭にスマホが壊れ、修理に出しているあいだ絵を描けない(アプリを入れたくなかった)ので腹いせに書いていたものが今も続いております。
わたしは一太郎ユーザーなので一太郎にコピペして字数をチェックしたのですが、昨日(6/8)までで3337字でした。コピペする際に直した気もするし、改行や行頭の一字下げなどの計算方法によっても多少前後しますが、だいたいそのくらいでしょう。なおツイッターでは冒頭一字下げができません。
一ヶ月(5/7~6/6、23ツイート)だと3064字でした。1ツイートが140字、わりとギリギリまで詰め込むので、まあそんなものでしょう。書いていない日は仕事が休みの日です。

ところでマシュマロ公式アカウントさんが創作相談所みたいになっているの、とてもおもしろいなと思います。実のところ同人界には疎いのでそれは別として、創作に関する回答にはどれも同意しかない。
創作で悩んでいる人はちょっと読んでみるといいと思うよ。

このへんとか。リプライも読んでほしい。

まだ完成には至っていないのであまり偉そうなことは言えませんが、創作は積み重ねです。そりゃあ世の中にはいきなり書ける天才もいますよ、ええ。特に小説なんて、思うにほら、ほとんどの人は生まれたときから言葉に囲まれてきたわけですよ。無縁じゃいられないわけですよ。で、言葉に対するセンスが飛び抜けている人っているもので、同じ言葉をインプットしながら、鋭い感性でアウトプットできちゃう。うっとりするような文章をいきなり書ける人っているんですよ。同じ言語を使っているのになにが違うんだろうね、あれは。
漫画に関しては絵の要素が大きいから「いきなり書ける」といっていいのかどうか。ただ漫画も絵だけじゃない、そりゃあうまけりゃ惹かれるけど、描いてるうちにそれなりに上達する。だけどコマ割りや構図のセンスはどこで培うんだろう、漫画の書きかたなんて見ても、自分のとなにが違うのかちっともわからん。だけど読者目線で見ると明らかに違うのよね、なにが違うんだろう。

小説にしても漫画にしてもわたしは天才じゃないので、コツコツレベルを上げていきます。そんで、今ここ、ってかんじ。

今の時代は作品を簡単に公開できるけど、これもいいシステム。感想をもらうって大きいよ。なにより公開することで作者すら読者の目になれる。ここがいいな、これはよくないなということを次に活かせれば、どんどん上達できるというわけです。
アイディアはあるけど絵も文も書けないから、と諦めているかたはぜひ、まずチャレンジしてみてほしい。 アイディアって、自分のなかにとどまっているうちはめちゃくちゃおもしろいんですよ。でもおもしろいまま外に出すのは難しい。だからためらってしまう気持ちはわかる。わかるからこそ、チャレンジしてほしい。技術は磨けるけど、アイディアはそうじゃないから。
完璧に書けてから出そうとすると永遠に出せないです。

Twitter連載のメリット・デメリット

一ヶ月書いたので、思ったことを挙げていきたいと思います。

まずはメリット。
○応援されてる感がある。
 人にもよるでしょうけど、やはり人目があると「がんばろう」って思うものです。だれかが見ているからがんばらないと、というのは負担にしかならないけど、自分ががんばりたいことについてこういう作用を利用してがんばるのは、やりかたのひとつとしてありだと思っています。
○集中できる。
 最大140字なので短時間で書くことができます。わたしは出勤の電車のなかでのみ考え・執筆しているのですが、乗車時間は13分+4分+4分、乗り換え時間を含めてもおおよそ30分です。それくらいの時間なら集中しやすい。
○言葉選びに慎重になる。
 字数が限られているのでだらだら書けない。余計な指示語や重複する主語はどんどん省かれて必要なものだけが残る。

次にデメリット。
●本題に入るまでに時間がかかる。
 最初の数ツイートだけでは「なんの話?」と思ったかたは多いのでは‥‥ゼロゼロナンバーが出てくるまでちょうど一月かかったよ。
●使える言葉が限られる。
 限られた字数を最大限使おうと思うと使いたい言葉を使えないことが多い。語彙力が試される。めっちゃ試される。わりとググった。ちゃんと本を読もうと思った。あと情景描写を入れるのにちょっと勇気がいる。
●次の展開で困る。
 明日こうしようと思っていてもだいたい忘れる。いつ終わるかもわからん。
(それはわたしの問題では‥‥?)

こんなところでしょうか。続いてしまえばデメリットもいずれ小さなものになるでしょう。たぶん。

スマホの故障から始まったことなのに人生万事塞翁が馬、同じようにして小説の連載を始めた方もいらして、とてもうれしいです。だけど今後もし負担になってしまったら、そのときは休んでくださいね。いつ始めてもいいし、どこまで続けてもいいし、休んでもいいし、再開してもいいのです。今は毎日楽しみにしています。
もっと広がれ創作の輪~!

終わり。